• トロント在住の、女性みんなのサークル

昨日、次男の所属するクワイヤーの夏のサマーキャンプの説明会に行ってきました。

次男の所属するクワイヤーは、たまたまうちから一番近い所を選んだ、というそれだけの理由なんですが、これが実はかなり有名だったらしく!
北はBarrieから通っている人がいるというくらいですから「真剣にやるならここしかない」(←そんな訳ないと私は思っていますが・・・)という言葉から、このクワイヤーに対しての真剣さが伺えると思います。

下は幼稚園児から受け入れている団体ですが、トレーニングクワイヤーを経てメインクワイヤーまでレベルアップし、そのメインの一番トップのレベルまで上がる子達は世界ツアーにまで行っているという人達です。

そのレベルの高さには毎回驚かれるし、しょっちゅうやっているコンサートでも、あの小さな幼稚園児からトップのメインクワイヤーの子達全部をひっくるめでスンバらしいコーラスを作り上げる事にも毎年の事ながら感動させられます。

 

その分tuitonが高いけど・・(汗

 

良い物を作り上げるという事は、それだけ親の意識も違い、親子で真剣に取り組んでいる。
確かにそれには変わりないのですが、
しかも先生も厳しく指導されている。
確かにそれには変わりないのですが。

 

ただ、いつもほえ~!っと感心してしまうのは、その教育方法と言いますか指導方法と言いますか?
カナダの国民性と言いますか、何がこんなに日本と違って、何がどうなったらこんな風になるのかなぁと、思うんですよ。

 

私もそうなんですが、子供には厳しい方。
あやうくば、よその子にも厳しい(爆 ←容赦なし・・

どちらかというと日本はしっかり厳しく育ててレベルの高い物を作り上げる感じがするんですね。
それは良いことだと思っているし、だから先日からちょっと話が出ていますが劇団が好きなんて事にもつながるんですがね。

 

現地校が、マックス20人一クラスの子供達を先生が1人とか2人で担当し、猿のように騒ぐ子達をなんとかまとめようとしているにも関わらず、クワイヤーでは一クラス50人+の生徒を一人の先生が担当し、後はボランティアの学生3人位がちょっとフォローしている状態。それでちゃんとクラスは進んでいます。

なんだ、カナディアンやりゃできるんじゃん?という感じ。
びっくりするのが、あの極めつけの猿のようなわがまま放題、自分の好きなことしかしない園児や小学校低学年の子達もうまくまとめて全員で歌わせ、ちゃんとおりこうな態度でコンサートしますからね。リハーサルも含め!

そこには子供達に対して叫ぶことも一切無し、厳しいお言葉もなし、体罰もなし(あたりまえかw
先生がたくさんいる訳でもなく、ただ「子供本当にこれ好きなの?」と思わせるようなクワイヤー的な歌を歌っているだけだという授業。
やりたくない子はやっていないけど、それに対して注意する事もないという。

先生たちの、子供達のアテンションを引く工夫がたくさん組み込まれているん・・・ですけど、それだけ?それだけなの?と、いつも思わずじーーっと見てしまう私です。
やっぱり子供って、歌が好きなのねぇ・・・。いや、歌が好きな特別な子だけの集まりとは、とうてい思えない。

 

あやうくば園児よりも難しいかもしれないお年頃の子供達も、やはり同じような感じでまとめていきます。

 

話がずれましたが、今年9月から次男がこのメインクワイヤーに入れたという事で、あのすげーグループの下っ端に入れた!やっぱり凄いグループなのかなぁ?と、意気揚々と今週土曜日から開催されるサマーキャンプの説明会に行って来た訳なのでした。

クワイヤーなどの世界にもやはり男の子たちは貴重な様子で、今回も部屋割りとかは男の子たちは全員一緒の所に押し込まれるみたい。楽しそう!
チームリーダーがいて、グループ分けして話が始まりましたが、

その横で各自がおしゃべりして皆聞いちゃいない。
自己紹介が始まったけど、なかなか一つにまとまらない。
チームリーダーもひょろっとしてて声も小さいし、最後の方にはこりゃやばいとちょっと自分を主張し始めましたが、それでも全然全員のアテンションはもらえていない。

皆、コンサートでは凄い上手に歌うし、態度も悪くないし、ちゃんとしたのを見せてくれるのになぁ。
横でみててむかつく子が、たくさん(爆
この自分勝手ぶり、厳しく育っているとはおーもーえーなーいー!
今は(多分これからも)普通はこんな感じなんだけど、どこで切り替わるのか、優秀な子達になるんだよなぁ。
何がどうなったら、こうなる?

そしてこの子達は、自分の自信というものをたっぷりと持ち、自己主張もちゃんと出来、余裕なんかもしっかり持てる、レベルの高いスキルを持った大人へと成長するんだろうなぁ。
もっと、見習わなくちゃならないところが満載な気がする。

さあ、この子達はこれからどのように育って行くのか・・・・世話しなくてよい分、楽しんで観察できそうです(笑)

 

あのいわゆるスパルタ教育っぽい厳しさがない、
怒られ過ぎてびくびくしている子というのもを、こういう学校では見たことない。
(いや、そんなことしたら直ぐに訴えられるか・・)

あそこまで厳しくしなくとも・・・きっと育つんだよね。と、自分に問いかけてみる。
と、頭で思っていても、自分の子は厳しくしちゃいがちですがね。

 

多分、これだけ良く出来ている子は、きっとどこかで誰かに厳しくされている時があるからあれだけ良く出来るんだとは思うんです。
きっと厳しい時とそうじゃないときの切り替えがちゃんとしてたり、厳しい時間は比較的短かったり、ポイントがちゃんと押さえられていたりするのかな?!

 

何はともあれ、親は子供に目をかけてあげることが一番であり、それをただ厳しく育てている事と勘違いしないようにしないとなぁと、今年の次男との向かい方についてちょっと考えさせられた夜でした。

 

 

とまあ、こんなクワイヤーなので、ちょっと音楽に興味を持ち出しお子さんにはむちゃくちゃおススメしますよ~

うちのような毎日練習するなんて無理!みたいな子は、ピアノなどである程度弾けるようになってから音楽の楽しみが解ってくるタイプの音楽ではなく、自分の声が楽器なのですぐに歌の楽しさが味わえる!
セオリーもしっかりやってくれるし、クラスでもちゃんと本格的な音楽を、ピアノやバイオリンと同じような感覚で教えてくれます。毎回のコンサートでは自分の自信が高まります。

下はキンダーから入るの可能です。ピアノなどに真剣に取り組んでいる子達がセカンドミュージックとして活用される方も多いですよ~。
まだ9月からのスタートに間に合うようです。

 

TCC Toronto Children’s Chorus
http://torontochildrenschorus.com/

 

 

 


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