(http://eeeagency.com/hidamariclub/report_may_29_2016/ から該当箇所のみ抜粋。)
2016年5月29日の「発達しょうがいセミナー」の後、夕方から「~子どもと性の話をしよう~」が開催されました。
ワークショップ前に、いつもながらの軽食・ベトナミーズサンドイッチが提供されました!!!
これが、本当においしい♡ このワークショップの名物です☆
そして、発達しょうがいセミナーの空気が感染したのか、わきあいあいと始まりました。
自己紹介から始まり、ワークショップ内でのルールなどを決めていき、
そして、性とは何か、という投げかけが来ました。
「性」と言ったら、どうも夜の営みの方に想像がいってしまいがちですが、性は大きく4つの項目に分けられることをまず学びました。
ジンジャーブレッドパーソン それぞれの性の説明を図解したもの (www.ItsPronouncedMetrosexual.com)
そこで、参加者Aさんがモデルとなって、参加者全員に質問がされました。
ファシリテーター 「Aさんは男性だと思いますか?女性だと思いますか?」
参加者 「女性です」
ファシリテーター 「どうしてそう思いますか?」
参加者 「女性らしい座り方/ふるまいをしているから」
ファシリテーター 「それは4つの項目からだと、それは表現の性になります。自分を男っぽく、もしくは女性っぽく表現したいのかということです。でも、それ以外にAさんがどうして女性ということがわかると思いますか?」
参加者 「女性の性器?」
ファシリテーター 「そうですね。社会の性、生物的性、関係的性は、外見からだけではわかりません。もし、Aさんが女性の性器を持って、でも男っぽい恰好やふるまいをした場合、Aさんは生物的に男ですか?」
参加者 「女です」
ファシリテーター 「それでは、社会の性はどうでしょう?」
参加者 「女?」
ファシリテーター 「この段階では、まだわかりません。もしかしたら自分は男だと思って、男の格好をしているのかもしれないし、もしくはただ、男性の格好やふるまいが好きだからかもしれません。それでは、関係の性はどうでしょうか?男性が好きだと思いますか、女性が好きだと思いますか?」
参加者 「・・・」
ファシリテーター 「そうです、この段階では、Aさんが男性を好きか女性を好きかわかりません。それでは、はるな愛さんはご存知ですか?」
参加者 「知ってます!」 「・・・(誰??)知りません」
ファシリテーター 「はるな愛さんは、うたの物まねが上手なタレントさんで、元男性、今女性の方です。この方は、社会の性では、どうでしょうか?」
参加者 「女性?」
ファシリテーター 「そうですね。では、表現の性は?」
参加者 「女性!」
ファシリテーター 「生物的性は?」
参加者 「女性」
ファシリテーター 「関係の性は?」
参加者 「男性が好き」
ファシリテーター 「そうですね。」
と、こんな感じで、性のカテゴリーを学んでいきました。
日本で育ってきた人たちには新しい性の見方だったようです。
続いて、グループに分かれて、配られた質問に対して、グループ内で話していきます。
それは、参加者たちが育ってきたバックグラウンド、家族や、文化、地域などによって、いろんな答えが出るものでした。同じ日本人でも、こんなに違う答えが出るのかと、毎回感心させられます。
ワークショップの合間に出てくる、子どもとの対話/子どもへの対応に悩みを持つ参加者からの質問に、ファシリテーターが一つずつ丁寧に解きほどいて、参加者の答えを引き出していきました。
それぞれ、ご自身の答えを見つけられた、もしくは道筋が見えたのではないでしょうか。
性に関する絵本や、ティーン向けの本なども紹介してくださいました。
それと、いつもながらの女性用コンドームの紹介などもありました♪ そして無料サンプルもお持ち帰り~☆
こちらも、時間が足りず、終了時間が押してしまいましたが、みなさん最後までいてくださいました。
参加してくださったみなさま、遅くまでのご参加ありがとうございました!
ファシリテーターの皆さまも、ありがとうございました!お疲れ様でした!
子どもたちを最後まで丁寧に見てくれたチャイルドケアさんにも感謝です!
性教育は年間に数回開催を目標に、共同開催のACASさんと予定を組んで行っています。
ご興味のある方がたくさんいたら、開催が可能になります。参加してみたいな、と思われたら、ぜひひだまりクラブへお問い合わせください♡
最後に、企画、準備、当日のセッティングなど、いつも一緒に活動してくれる、ひだまりスタッフのshioriさんにありがとう!!!
長いレポートになってしまいましたが、最後までお読みくださって、ありがとうございました☆