うちの長男、14歳。
私の想像をひっくり返して、「ぼく、反抗期ないから」と宣言しています。
と、毎回激しく突っ込んではいるのですが、本人は落ち着いたもので、いやいや、多分これからもないよ。と言います。
何をどう思うとこんなことを思うのかよく解りませんが、本人怒らないことが良いことだと思っているようで、まあ、親としてはありがたいことなのでそのまま「そうかいそうかい」とは言っていますが。。
そんな14歳ですが、一応イライラする事はあります。怒る事もあります。怒鳴ったり激しく頭の上から湯気出す事はありませんが。
家で弟いじめるし、Fワードだって使うし、怒ってはいないけど、空手技を弟たちにかけるのとかしょっちゅうだし(いじめだろ)
我が家の中ではFワードを使っても、特に気にならない限り注意していません。
まだ移民して6年位。まだまだ悪い言葉、その言葉に魂を込めてまで使っている感じがしないからです。
いたずらっ気満載で、ただその言葉を「使ってみたい衝動」に駆られて使っている感じたっぷり。
多分、私自身もまだそんなにFワードの魂までを、理解していないからというのもあるんでしょうが(笑)
ただ、人をけなす意味で使っているときのFワードとかあまりにもしつこく使いすぎる時とは聞いてて気分悪いのでちゃんと注意しますがね。
それにくらべて、「死ね」とかっていうのはどうしても魂こもっている感じに聞こえるから聞いた方が気分が良くない。多分憎しみはこもっていなくともその言葉の意味を心から理解した上で使っているから、なんか言葉に心が「のっかっちゃって」いる感じがする。
そう、、この「死ね」という言葉を反抗期はないらしいうちの14歳が今日使っていたわけですよ。
弟に向かってね。
まあ、キレた状態で使っている訳じゃないからちょっと位悪い言葉使おうといつもはあまり気にしないんですが、それでも・・・うーん、やっぱりこの言葉は聞きたくないなぁ思ったわけですわ。
「ちょっとさぁ、その「死ね」ってーのは辞めない?あまりにもネガティブすぎる言葉だし、横で聞いてて凄い怖いんだよね。もっとさ、違う言葉にしてよ」
(やくざのような顔つきと態度は先ほどと変わらず、)
「てめぇ~~・・・・・・
やっぱりやくざ口調だし、ドスが聞いているんだけど、
どんな怖い顔作っても、どんなに怖そうに言っても、
ポジティブに聞こえる。
それ聞いて私や弟たちが笑うもんだから、
本人気に入っちゃってもっともっと怖そうな口調で言うんだけど、
余計笑える。
いやね、言霊ってやっぱりあるのかなって思ったわけです。
どんなに憎い人にでも「ありがとう」って、どんなに心こめてなくてもただ口にすれば、なんか心が暖かくなるのが抑えられなかったり、
ちょっと弾みで出てきた悪口だったんだけど、気づけばその言葉で心が黒く汚れていくとか、
そういうのって大きいのではないかと。
ポジティブな言葉を唱えて生活したいですね。
「ありがとう」「ごめんなさい」「ゆるしてください」「愛しています」
ホ・オポノポノまで思い出してみたりして。
(ハワイに伝わる、自分が思い通りに生きられる魔法・・。興味のあるかたはぜひとも検索してみて)
やっぱり大切なんですね。
と、14歳の「いきろぉ」のコント顔からちょいと学んだ今日でした。