• トロント在住の、女性みんなのサークル

 手織りの布に手作り布草履。なんとなく難しそう…と敬遠していませんか?
 手織りの会・布草履の会では、初心者でも気軽に楽しめるよう、タテ糸を既にかけた手織り機と、細く切っておいた布を用意しています。お子様連れの方も一緒に楽しめるよう、子供サイズの手織り機も用意していますので、どなたもお気軽にどうぞ。

 手織りの会ではリジッド・へドル機という、卓上手織り機では標準的な機構の手織り機を使用しており、会で覚えた織り方は他のリジッド・へドル機で織る時にも使えます。また、卓上織り機だけでなく床置き式の大型織機とも使い方に共通点がたくさんあるので、 2~3時間でランチョンマットや花瓶敷などの小物を織ってみたい方はもちろん、 大型の機織りも視野に入れた手織りの基礎を学びたい方にもお勧めです。

 2019年はひだまりクラブでの手織りの会立ち上げということもあって、1回の参加(2~3時間)で完結する作品作りに主眼を置いたワークショップ構成にしていましたが、2020年からは「何回かに分けて大物を制作したい」「自分で織り機を組み立てたり、タテ糸をかけたりする下準備から始めて織れるようになりたい」といった要望にも応えられるよう、これまでの「1回参加」の他に「リピーター参加(プロジェクト単位の複数回参加)」のオプションも追加しました。初回の方も過去に参加された方も、ぜひお問合せください。

自己紹介

 子供の頃に編み物を始めて、目に留まった毛糸をつい買ってしまう生活を続けていたら、いつのまにか一生編み続けても消費できないほどの毛糸が倉庫に積み上がってしまいました。 どう頑張ってもセーターを一着編むのに数日はかかるし、このペースじゃとうてい使い切れないけど、かといってせっかく集めた毛糸を手放すのももったいない、と悶々としていた頃「使い切れない毛糸の有効活用法」という触れ込みの毛糸織ワークショップに出会い、手織りの世界を知りました。
 手編みだと数日かかるマフラーも手織りなら数時間で出来上がり、という制作ペースの速さに魅せられてあれこれ織るようになり、織った布でショールや上着、鞄を作るようになり、手織り仲間を増やしたい一心で周りに手織りを教えるようになり、手織り用の毛糸を買い足すようになり…手織りを始めた当初の「毛糸の在庫を減らす」という目的は達成していない気もしますが、今日も楽しく織っています。

トロントの手織り情報を日本語でまとめたwikiも作っています。まだまだ情報収集中ですが、市内で手織り機が買える店や手織り作品の作り方ページへのリンクがあります。
https://w.atwiki.jp/tissage/