• トロント在住の、女性みんなのサークル

突然誘われて、その12時間後にはすでに出発していた・・というほど突然でしたがIce fishing に行ってまいりました。

実は自分がどこに行ってきたのか、運転も何もかもお任せなのでよく解らないのですが(汗)知人に連れられて湖に行き(多分Lake Simcoe)ハットを借りて、いとも簡単にIce Fishing できました。

Ice Fishing について知りたい人も居るかなと思い、ここに記しておきます。

色々と必要なものを聞いていたので、お水・お鍋・食糧・タオルとかビニール袋とかの下準備はしっかりしていったつもりでしたが、釣りに関する必要なものはほとんどありませんでした。以前使った糸と針、はさみを持って行った位。

湖につくと、駐車場がすでに湖の上・・というのが笑える。
異常に寒い中ハット申し込みの小屋?に行ったのですが、暖房がガンガンかかって十分暖かいのに、なぜスノーブーツの中の指が切れそうに痛いんだ??

さすが湖の上は寒いなぁと思って、それを信じてトロントまで戻ってきたのですが、どうやらこの日は超寒い日だったようで、トロントでも「できれば外を出歩くな」と注意報が出ていたようですね。まあ、そんな日に行ってしまったとは・・。

スノーモービルに引かれて・・・

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ぼっろぼろの今すぐ壊れそうなほったて小屋に皆が乗り込み、ゴリゴリと恐ろしい音を立てて出発。湖の中の方のハットまで移動します。

 

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↑この黄色いのに乗って移動。横の小屋がハット。

 

ハットの中はガスが付いているので暖かく、中心に穴が開いていてそこに糸を垂らして魚を釣ります。

穴が湖の緑いろをしており、神秘的でキレイ。
ハットの中の窓をふさぐと余計に穴が緑色に浮き出てきて更にキレイ!!
こうすると、魚が良く見えるようになります。

今回はまだシーズン始まったばかりなのでまだずっと奥の方の湖は凍っておらず、手前側での釣りとなりました。手前側の方が浅くて、小さな魚がたくさん釣れるらしい。奥の深い所は小さい魚は釣れないけど、おおーきいのが狙えるんですね。前回(といっても15年以上前)奥のに行きましたが、6時間以上いて1匹だけでした。でも確かに大きかった。

ハットの中にはガスがついているので、お湯を沸かしてお茶をのんだりカップラーメンを食べたりできます。
私は1月2日だったので、おせちも持参♪

誰かが思わず水に落としてしまった伊達巻のかけらを餌にして、「これで絶対釣ってやる・・」と、意気込んでいたのは・・・誰だったっけ??(笑)

気になるトイレは・・・

湖の上にポツンと設置されている簡易トイレ。マイナスの超寒い中、おしり出すきになんかならない。便座なんて、ありえないほど冷たいのでご注意。トイレットペーパーも家から持参することをおススめします。

それを知ったうちの子達は「今日は食べない。飲まない・・」と宣言していました(爆)

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↑見える?右側のハットの左横に見える緑の小っちゃい箱・・これがトイレ。
あそこまで歩いていくの。
ちなみに左側にあるハット、あれが知人のハット。一応うちの隣りのハットに当たる。

 

 

ま、お昼過ぎて寒さに慣れてきたら結局ご飯食べていましたがね。何しろレイク出発が8時の、帰りのお迎えが4時ですから~長丁場。(でも、途中で帰りたくなれば、電話すればいつでも来てくれるそうですが)

 

朝方はハットの中の穴からの冷えが半端なく、足がかなりジンジンしていましたが、昼頃になると大分寒さも和らいできました。釣りは本当に楽しく、湖の底が見えるので魚が食らいつくのがすぐそばでみえるのです。そして食らいついた瞬間に引き上げる!そんなこともできるですよ。

釣れた魚はハットのドアをあけて外にぽいっ。外で瞬間冷凍されます。

途中で長男があきてきたりしていましたが、次男はずーーーっと釣りをしっぱなし。三男は隣りのハットまで遊びに行ったりして結構楽しみました。

帰りはまたあのおんぼろの小屋に乗り込み、ありえないほどのぎゅうぎゅうな人数でひしめきあいながら、ごんごん揺られガタガタ言わせ、この「ありえない状況」に終始笑いが止まらない状態で陸地まで戻ってきました。

そのままどこかに落ち着く暇もないほど寒い!寒い!寒い!
直ぐに車に乗り込み、じゃね!とあまりにもさっさと別れる(笑)

 

いやあ、寒かったぁ。
でも、トロントついても寒い。
この日は本当に寒かったんですね。

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で、釣れた魚を昨日調理しました。Perchという魚らしい。

ちいさいものは南蛮漬けに挑戦したかったので、洗って鱗をとって内臓を出して、フライにして仕込む。

 

ああ、面倒臭かった!!!!!!(もうやらない!)

一番大きい奴2匹は洗って内臓を鱗を取って内臓を出して、塩麹に漬けました。

内臓を取るところなんかを子供たち(下2人)に見せていたのですが子供たちスッゴイたのしんでいましたよ~。このグロテスクなところ。

おなかの中に卵を発見!おお~!これどうやって食べたらよいの?
胃袋がパンパンで、どいつもこいつも餌だった小さな魚を何匹も食べていました。

あとから気づいたんだけど、そういえば白子も入っていた!
あの時は白子という存在を忘れていて何も考えずに捨てちゃったけど、ああ、もったいない事したかな。

どいつもこいつもおなかがパンパンで、あけるとパフっと音がします。
内臓を出すと、薄い膜があり、背骨とその膜の間に空気が入っていました。
寒い湖の中で暮らす魚の知恵なのかなぁ?(って病気とかだったら嫌だなぁ・・笑)

そんな感じで魚の解剖も楽しめて、自分が今までいかに魚を手に取っていなかったかというのをしみじみ感じました。だってー、魚さばけるひとが周りに誰かしら今までいたんだもーん。

うちの親は大の魚好き。だから魚さばくのは良く横で見ていたなぁ。
なんて思い出してみたりして。
キッチン汚れるから・・とか言っていないで、たまには自分でやらないとね・・。

 

あ、でも後から「そういえば、知人は魚を洗ってそのまま丸焼きし、鱗と一緒に皮をはいで中の身を食べていたなぁ」と思いだす。そうかそうすれば面倒な下処理も要らないしそうすればよかったかも?!

よし、残りの魚ではそれを試してみよう。

 

今年は寒いから、アイスフィッシングには向いているようですね。
子供連れでもかなり楽しめますが、仲間と一緒に行ったらもっと楽しめるかと思いました。
あの狭い世界で何時間もいるよりも、遊びに行けるハットが一つでもあると全然気分が違います。

そうそう、前から行ってみたかったんだーという方、是非今年を狙ってみてください~


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