本日は、うちの三男の話題です。
うちの三男のGr3のクラスでは、あるぬいぐるみがクラスの中を回っていて、順番が来た子はそのぬいぐるみと1週間過ごし、日記を書くという・・・まあよくあるアクティビティが行われていました。
私は当初、このぬいぐるみはプライズか何かで学校からもらってきたものかと思っていたのですが、後から「来週金曜日に返さなくちゃいけないんだよ」というのを聞き、そこでやっと意味を理解したところでした。
というのも、うちの三男この子を溺愛!!!!!!
もともとぬいぐるみと一緒に寝たり遊んだりする子だったのですが、ここでうちの3人の違いに気づく。三人とも男の子なりにぬいぐるみは昔っから大好きなんですが。
長男は、ひたすら「今のはやり」を集めたいタイプ。若しくは「さわり心地が良いから」とかで選ぶ。いくつもいくつも欲しい!と、言います。欲しいだけ。コレクター。
次男は「変なものを集めたいタイプ」自分の心にピン!と来た物はひたすら欲しがる。でも、宝箱に保存したら満足するタイプなので入れてしまったら最後忘れてしまうのですが、たまーに宝箱に入っているそれをみてひとりにんまぁり♪とする感じ。長く遊ぶけど、大事にする心はあるんだけど、雑なんだよね。
三男は、ぬいぐるみを愛すタイプ。ぬいぐるみを使って「ごっこあそび」が大好きなのは実は3人の中でもこの子だけ。次男も昔ちょろっとしていたけど、三男の方が俄然得意。
いつも抱きしめて一緒だし、どこかに連れて行きたがるし・・・・ただ、期間限定ですぐに飽きるけど(笑)レゴを使っての一人遊びなんて、未だに得意中の得意ですわ。
そんな三男が連れて帰ったぬいぐるみ「ピコ」は特別に見た目可愛い感じもしないけど、もうそりゃあ溺愛ぶり。食べるときには目の前に居るし、寝るときも一緒。お風呂の時にもお風呂場で待っています。良く考えると、この「期間限定」がツボにはまったのかもしれません。
障害を与えられると盛り上がる、恋愛のようなもの?!
おとといの朝、さあ、学校行くよ!の直後に始まりました。
三男「ぴこがいない・・・」
一時探したんだけど、これ以上時間かけると遅刻しちゃう!もうピコは諦めて学校行くよ!
次男「さっき、朝ごはんの時には三男の目の前に居たんだけど・・・・」
(相変わらず朝ごはんの時にはいたんかw)
まあ、家の中に居る事には変わりないから、学校から帰ってきてからにしよう!
と、出たんですが、エレベーターを待つ時に、三男の目がうるうるうる・・・・
ぴこぉ~
と、言いながら口をわなわなさせています。
余りにもおもしろい、いえ、可愛らしいのでエレベーターの中で三男に「ピコ連れて行きたかったなぁ」ってぎゅーってしてあげたら、なんとまあ、「うわーーーん!」と号泣(爆)
周りの人が何事かと思うので、私も笑いながら一部始終を話して聞かせて、みんなして心がほんわりした朝となりました。
んで、昨日です。
明日はピコを返さないといけないというのに、あのアホ、学校にピコを忘れてきてしまったらしい。
最初は平気な表情だったのですが、後で事の重大さに気づいたのか?!(演技なのか?!自分に酔っているのか?!)徐々に・・・気づくと目がうるうるうる・・・口の横がわなわなわな・・・
実はピコと一緒に来るはずだった日記は、前の子が全然持ってこなかったらしく、受け取ったのが昨日。何だよハンター(怒)
仕方ないから先週金曜日にピコがうちに来た日から数日間、ピコと一緒にやったこと、行ったところなどを一緒に日記に書きました。
うちの子はちょっと言語に問題があるというか、自分から文章は作れないので私が横で一緒に手伝いながら書いていきます。
金曜日、ピコがうちにやってきました。とてもうれしくていつも一緒に居ます。ピコと一緒に寝ました。
土曜日、お兄ちゃんのキックのイベントに連れて行きました。そこで担任の先生に会いました(そう、実は現地校の先生もキックをする人だったらしい)。お友達とピコと一緒にサッカーをして遊びました。
日曜日、お兄ちゃんのサッカーの練習中に、ピコをつれてティムホートンに行きました
・・・・とかなんとか。
ある程度のアイデアと文章の雰囲気を伝えて、後は本人に最初から最後まで書いてもらいます。
私はその間に家事をしていたのですが・・・
・・・・書いているうちに、走馬灯のようにピコとの思いでがあふれるのか、また目がうるうるし出して、私が気づいたときには、
「うぅうわーーーーーーん!!!!!!」
号泣。しかも最高潮に号泣。
なんじゃおまえ。
「ぴこ、ぴこぉ~!」とか言いながら、いっとき泣いてはまた書いて、また泣いては書いてという、
申し訳ないけど、もうね、
母としては面白くてしょうがない!!!!!
ええ、そばに居る兄弟も一緒に楽しんでおりました(爆)
そんな三男、昨晩はピコの事を思い出させては涙目にさせるというひどーい遊びを家族に繰り返させられた夜でした(爆)
ぬいぐるみの事を思ってそこまで泣ける三男。
こんなピュアな心はオトナになるまで取っておくのは不可能だろうけど、心のどこかにそんな思いを持っていた自分を覚えてて欲しいなぁと思った母でした。
今はこんなにかわいい三男だけど、すぐにおっさんになっちゃうんだろうしなぁ~(笑)