• トロント在住の、女性みんなのサークル

「自分の身体は他人?」

 皆さんこんにちは日野武道コンセプトを指導しています高尾です。
今回は ちょっと考えてみてほしい事があります。
「自分の身体」
例えば空気中にある酸素を意識して吸ってる人はいないと思うのですが自分の身体 の動きや立ち位置なども考えて動かす事は恐らくいないと思います。
それは先ず「身体は動く」しかも勝手に?・・・
この勝手に?というところなのですが勿論 生まれてきてから今までの学習によって身についているものです。決して合理的にとか効率的或いは身体を身体としてなどとは教育されたことがないのである意 味では勝手に今の状態がまるで努力せずに身について(初めからある)と錯覚してますよね? 所謂「当たり前」状態。何か故障している状態でない限り可動域 の範囲で動きますよね。
 此処が実は問題となるところなんです。
は?
って思うかもしれませんが「自覚なく動かしてきた身体」なわけ ですから「此処をこう動かしてください」と指示されると其のような或いは似たような更には本当に自分はそう動かしていると思っているという様な事をしま す。
単純に例えば「真っ直ぐ立ってください」と言われてこんな感じかな?って立ちますよね。で、そして垂直の壁に対して立ってみればわかりますが実は全然 真っ直ぐには立ってない事が分かるわけです。
まあ〜病気でも何でもそうですが自覚が無い以上は「気づかない」
つまりは「他人事」そして「自分の事は全然 見えていない」のです。
 人は自分に突っ込みを入れない或いは他人様からの目からしか「自覚」出来ないという大きな穴がある生き物 です。
「こう思っている」
「こうしているつもり」
等は「思い込み」以外の何物でもないのです。
それ故に「あれ?」となるのです。
そしてそれは相手との関 係性において気づく事となるのです。
「そうしているつもり」は永久的に「つもり」でしかありません。
そんな事を気付いていきましょう。

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