さすがクリスマスホリデー。ブログ更新する気になる（爆）
今のうちにつれづれと書いておこう。
25日。いつものようにこちらに来てすぐの頃お世話になったホストファミリーの家にご挨拶に行きました。
こちらに移民してからは、毎年のようにクリスマスになると「突然訪問」←こーいうの大好き♪）しているのです。なぜかっていうと、事前に電話してから行くと何か用意していたりするでしょ？
こちらに来てからすぐにホームステイした彼女のお宅は、あの頃と変わらずそこにあります。あれから色々ありましたが、相変わらず同じところに住んでくれているので、私は彼女の家の前を通るたびにそれを思い出すし、懐かしくなります。
毎年最低1度は会い様子は見ているのですが、ここ最近は本当に年を取っていくのが手に取るようにわかる。どうやら病気もしているようです。
もちろん、突然行くんですからいない年なんかもありました。
ある時には「彼女は親戚の家に行っているよ」という年もありましたし、全然音沙汰もない年もありました。そんな時には病院とか入っているんじゃないか？と心配したりましたが、ま、突然行っている私が悪いんですから仕方ないんですけどね。（実際その時は病院だったようです）
そして今年。12月25日の夕方に行ってきました。
家の前に車を停めると、家の中から明かりが見えました。
♪♪♪
という気分で玄関を駆け上がり、ピンポーン♪
出てきた彼女は、またまた年を取っているようでした。
なんだか小さく見えたなぁ。
何だか今年は、今日こうやって会えたことが妙にうれしく、涙が出て来そうになりました。こうやって元気で居てくれること、こうやってクリスマスに会えたという当たり前の事が、妙に嬉しくて。
「あなた本当に元気そうねー！」
の一言に、自分が何だかすごく元気な事を実感してみる。
確かに今年の（今の）私は満足しているだろうなぁ。
まだ、ちょっと病気の方は思わしくないようですが、それでも病院に入院しっぱなしという状態でもなく、出かける事も出来る。出来る限り楽しみたいし、前向きに生活しているようでよかったよかった。
私がここにホームステイしてから、何！もう20年近く経つの？！
「私もすっかりおばあさんよ～！」と、彼女。
20年という響きに、すっかり圧倒されてしまう。
じゃ、来月にでもうちに遊びに来ない～？という話をして、その場を後にしました。
ふと、車の中から家の中を覗いて、ここで一人でクリスマスの日を過ごしている彼女の事を思ってみました。年を取るという事は、こういう事なんだよな。今、私には家族が居て3人の子供に囲まれてにぎやかに過ごしているけど、いつかこうやって一人で過ごす日といのは来るんだよな。
今日の訪問を、彼女は喜んでくれただろうか。
クリスマスの日に思いもかけず人が来るというのは、もしかして私が思う以上に嬉しいこと・・・なのかな？そうだったら嬉しいな。
そして、次に頭に浮かんできた、実母の顔。
そうだ、今から電話でもかけよう。
