• トロント在住の、女性みんなのサークル

昨日、うちの長男がスキーに行ってきたらしいんですよ。

Reading week の今、学校からのスキーツアーらしく、



学生料金半端ねぇ

現地までの交通費と一日リフト代込みで、$40だと!



すげぇ学生。




今のうちにあそんどけっ。




みたいな話をしたのが一昨日。

昨日、私が帰ってきたのが遅かったので、既に子供たちみんな帰宅していました。

で、長男が私に言うんです。

「あのさ、今日スキーで多分脳震とう起こした。でも大丈夫だった。

すごくない?」



まだ帰宅して何食べようかで頭一杯だったから良く理解していなかったんだけど、よくよく聞いたらスキーで頭から転んだらしく、ぐるぐる何回転もして、周りにいたみんなは救急車だ!と完全に思っていたのに、長男はむくっと起き上がって大丈夫だった、という話らしい。

そして、その転倒は、本当にどうやら無茶苦茶ひどかったらしく、周りの人が相当心配していたそう。

「足のこことね、手のここ、とってもあつーーくなったんだよ。あれ絶対折れていたはずなんだけどね、あつーーーーくなってそれだけだったの。

すごくない?」

もしかして‥自慢話だったのか?!(爆



しかしまあ、なんで脳震とうだって思ったの?って聞いてみたら、頭もあつーくなっていたらしく、そしてそれが見事に全部左側。

「なんかね、今考えるとね、なんか引っ張られた気がしたんだ」

とかなんとか、不思議ちゃんモードも入ってきました。



なんだか誰かに引っ張られて助かったと。無傷だったと。
でも、もしかしたらこの状況、本当に大けがしていたかもね。下手したら死んでるよ。良くあるじゃんそんなニュース。



何、誰かに助けられたのかなぁ?神か?仏か?
生霊か?旦那か?(爆 ←ずっと日本だからね

まだ、死ぬわけにはいかなかったのか。












どなたか存じませんが、心から感謝いたします。。。。!
まじでまじでまじでまじで。



(ちなみに、ヘルメットしてたらしく。本当は本人ヘルメットなんかする気なかったんだけど、友達5人中2人がヘルメットするっていうから、じゃあ自分も~ってノリでしたらしく。
これも、生と死の境目を渡り歩いた一つの要素になったようです。





改めて、へ・る・め・っ・と・ぉぉぉぉぉぉぉーー

ありがとうっ。)

これも神の仕業か?仏か?いや、いきりょ・・・









そうか、こうやって事故って起こるんだ

って、ふと思いました。



そして、私の想像力がフル稼働。



前日わくわくしてた長男が、朝さっそうと、元気にスキーに行くんだよ。
その姿も鮮明に覚えているのに、こんな感じで・・そうねぇ。多分警察から連絡入るのかもねーこういう時には?



で、息子さんが大変な状態だから・・・・いや、もしも死んじゃったりしたら、その場で電話で「お宅のお子さんが、死亡しました」とか言われるのかなー???とか。


そしたら、今はこうやって「ああ何食べよ」とか考えているのに、まったく別な状況におかれることになるんだろうなぁ。
そしてそれは、その後の私の人生最後まで続く。











気、狂うかな? 私。
泣き叫ぶかな?








受け入れられるかな????


なんて思いながら自分の背中を自分でぞくぞくぞくぞくぞく。。。ぎゃー!




うちの長男ご存じの方、想像してみて。
あの「典型的ないい子」が、
夢のある将来もあるかもしれないあの子が、





朝は元気だったのに、夜にはもう帰らぬ人になるの。
もう二度と、二度と会えないんだよ。
死に顔まで想像してみたりして。



きっとこんな感じで来るんだろうね。
その時は。    なんて。

いつか解らないけど、どんな形かわからないけど、




みんな死ぬんだよね。










なんて。







そうなった時、私は本当にその現実を受け入れられるのか?

私は何か後悔するかな?
何を考えるんだろう?








私は毎日、子供たちとちゃんと今を大事に生きてるんだろうか?






そんなことを思いながら、改めてそんな事に向き合ってみました。

家族がいて、
自分がいて、
毎日があって。
当たり前の日々。

当然のようで、当然ではない。





いつもの毎日は、実はかけがえのない奇跡の重なったもの。










次の日の朝にね、
長男がね、「おはよー」って起きてきたわけですよ。
むすっとした顔で。頭ぼさぼさで。



この、いつもと同じって感じ感半端なく。




で、「おはよー」って言えるんだって、ふとしみじみ思って。
この人に向かって。


前日死んでたらこの「おはよー」はなく。







たまたま・・・






ホント、たまたま生きてたから、今「おはよー」って言えるんだなった。


今日の「おはよー」は、たまたまなのか・・・・ってね。





以前、子供たちが小さいときに、同じようなことを考えたことがあったなぁって思い出しました。もしもいま、私が死んだらこの子達どうなるんだろう?って。


「そうかぁー、この子達と別れる時って、そのうち来るんだー!」って

自分で想像して、自分で気が狂いそうになって、慌てて辞めたの覚えてる(爆)
あほか、自分。とか突っ込みながら(笑



あの時はまだ子供たち全員ちっちゃかったから、そんなちっちゃい子が意味も解らず、ただ私がいなくなってママーって狂ったように泣き叫んで探しているのを想像して、とても耐えられなくなった(あほ





それよりも今回は、もっと落ち着いて受け止められたかな。
もしかして、20年子育てやってきたからかな?




この記事を読んだ誰かの中の、何かになればと思い、

私のプチ恐怖体験をシェアしてみました(笑




怖がらせたいんじゃない。
再認識してみない?って話でした。

あ!あと、明日はストライキホリデーでゲレンデに出かける人も多いかもしれないので。。。。くれぐれもご注意くださいね!
ヘルメット、おわすれなくね!


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